
1953年に誕生した初代エクスプローラーIは、エベレスト登頂に代表される「登山家」向けでした。しかし、ロレックスは「地中(洞窟)」と「極地」に注目。 1971年に誕生したエクスプローラーIIは「洞窟探検家」や「極地探検家」という、さらに特殊な環境で活動するプロフェッショナルを想定して開発されました
太陽光が一切届かない漆黒の洞窟。そこで数日間を過ごすと、人間は朝8時か夜20時かの判別すら困難になり、睡眠障害や判断力の低下に陥ります。そんな極限状態でも「昼夜を正確に把握する」ために生まれたのが、エクスプローラーIIです。固定式の24時間ベゼルと、1日で1回転する印象的なオレンジ針。この組み合わせこそが、光なき世界に挑む探検家たちの命綱として機能したのです。
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エクスプローラーⅡ(EXPLORERⅡ)強化買取モデル

(定価)1,576,300円
エクスプローラーⅡ
226570
ホワイト
未使用~202万円
中古品~177万円

(定価)1,576,300円
エクスプローラーⅡ
226570
ブラック
未使用~202万円
中古品~174万円

(定価)2,115,300円
エクスプローラーⅡ
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中古品~ASK

(定価-
エクスプローラーⅡ
216570
ブラック
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中古品~ASK
【未使用規定】
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エクスプローラーⅡ型番一覧
エクスプローラーⅡの歴史
1971年
●Ref.1655(1971年〜1984年頃)
初代エクスプローラーII
他のスポーツモデルとは一線を画す、直線的なインデックスと太いオレンジ針が特徴。
イタリアのコレクターたちの間で、その独特な太い針の形から「Freccione(フリーチョーネ=大きな矢)」という愛称で呼ばれています。
- ムーブメント: Cal.1570
- ケース径:39mm
- 防水:100m
- 風防:プラスチック(アクリル)
- 夜光:トリチウム
- 固定ベゼル
※1970年代前半以降の個体には、リューズを引くと秒針が止まる「ハック機能」が追加されました。
初代エクスプローラーII「Ref.1655」は製造時期によって
文字盤は、マーク1(MK1)からマーク5(MK5)まで
べセルは、マーク1(MK1)からマーク4(MK4)まで
分類されます。これらは査定額に直結する非常に重要なポイントです。
文字盤
MK1(1971年〜1973年頃)
最初期の希少な仕様です。
希少性: 最も高額で取引され、フルオリジナルの個体は極めて稀です。
24時間針: 針の幅がわずかに細い「ナロー針」が採用されています。
秒針: 先端にドット(夜光の丸)がない、ただの棒状の「ストレート針」です。
文字盤: 「ROLEX」のロゴがやや左寄りに配置されています。
MK2(1972年〜1977年頃)
マニアの間で最も有名な「レールレター(センタースプリット)」が含まれる世代です。
- レールレター: 文字盤下部のクロノメーター表記(2行)の中央のスペースが、上下で垂直にピシッと揃っています。
- 秒針: この代から秒針にドットが追加されます。
- 特徴: ロレックスの他モデルでも「レール」は珍重されますが、1655のMK2はその代表格です。
MK3(1974年〜1977年頃)
MK2と同時期に存在し、最も「標準的」なヴィンテージの顔立ちです。
夜光: インデックスの夜光塗料がやや厚めに盛られている個体が多く見られます。
文字盤: MK2とは違い、クロノメーター表記の中央スペースが揃っていません。
フォント: 全体的に文字が太くなり、視認性が向上しています。
「文字盤MK4(1977年〜1980年頃)」の変遷
製造の後半にあたります。
ベゼル: この時期はベゼルの数字が太い「MK3ベゼル」が組み合わされるのが一般的です。
「T SWISS T」表記: 文字盤最下部の表記の間隔が少し広くなります。
ロゴ: 「ROLEX」の「O」が少し横長(楕円)に近い形になります。
MK5(1980年〜1984年頃)
Ref.1655の最終盤です。
- フォント: 全体的にシャープで現代的な書体になります。
- 王冠マーク: ロゴの王冠の形が、MK1〜2に比べるとやや縦長でスッキリした形状に変わります。
- 市場価値: 他のマークに比べると流通量は多めですが、最終品番に近いものは「高年式」として評価されることがあります。
ベゼル
MK1(最初期型)
- 数字の太さ: 全体的に線が細く、スッキリした印象。
- 位置: 数字がベゼルの「内側(風防寄り)」に配置されており、外側に余白が多い。
- 特徴: 1971年~72年頃のMK1ダイヤルと組み合わされる超希少ベゼル。
MK2(前期型)
- 数字の太さ: MK1に比べて明らかに太く、力強い。
- 位置: 数字が「外側(エッジ寄り)」に配置され、ベゼルいっぱいに数字が並んでいる印象。
- 数字の形: 「2」や「4」の面積が広く、どっしりしている。
- 特徴: 人気の「レールレター(MK2ダイヤル)」期によく見られる。
MK3(中期型)
- 数字の太さ: MK2よりも少しだけ細くなり、バランスが取れた形状。
- 位置: MK2同様、外側に寄っている。
- 数字の形: 数字の「1」に注目。MK2は土台の横棒が長いものが多いが、MK3はよりスタイリッシュ。
- 特徴: 1970年代中盤のMK3ダイヤル時期に標準的。
MK4(後期・最終型)
- 数字の太さ: MK3と似ているが、さらに刻印が深く、ハッキリしている。
- 位置: 外寄り。
- 数字の形: 数字の「2」の書き出し(左下)や「4」の角が非常にシャープ。
- 特徴: 1980年代の最終盤や、当時の修理交換用パーツとしても存在。
1984年

●Ref.16550(1984年頃 〜 1988年頃)
初代1655から大幅にモデルチェンジし、製造期間がわずか約4〜5年と極めて短いロレックス屈指の希少モデル
- ムーブメント:Cal.3085
- ケース径:40mm
- 防水:100m
- 風防:サファイアクリスタル
- 夜光:トリチウム
- 固定ベゼル
初代(Ref.1655)からの進化ポイント
- デザインのモダン化
- 独特な棒状の針から、ロレックスの象徴である「ベンツ針」に変更。
- インデックスもバーから、メタルフレームの付いた「ドットインデックス」へと一新されました。
- 実質的な「GMT機能」の搭載
- 初代は24時間針が短針と連動していましたが、Ref.16550からは短針を単独で動かせるようになりました。これにより、第2時間帯を表示する「GMTウォッチ」としての性能を手に入れました。
- 耐久性と実用性の向上
- 風防がプラスチックから、傷に強く気密性の高い「サファイアクリスタル」へ変更。
- ムーブメントも高振動なCal.3085を搭載し、より安定した精度を実現しました。

★希少★
●レイルダイヤル(センタースプリット)とは?
文字盤の6時位置にある2行のクロノメーター表記の「空白部分」に注目した呼び名です。
- SUPERLATIVE CHRONOMETER(1段目)
- OFFICIALLY CERTIFIED(2段目)
この2行の単語間のスペースが、上下で垂直にピタリと揃っているものを指します。※「C」の垂直位置を確認: 上段の「CHRONOMETER」のCと、下段の「CERTIFIED」のCが、ほぼ真上・真下に並んでいる
その隙間が線(レール)のように見えることから、コレクターの間で「レイル」や「センタースプリット」と呼ばれています。
1988年


●Ref.16570(1988年頃 〜 2011年)
エクスプローラーIIの歴史の中で最も長く製造されたモデル
- ムーブメント:Cal.3185(後にCal.3186へ変更)
- ケース:40mm
- 防水:100m
- 風防:サファイアクリスタル
- 夜光:トリチウム → スーパールミノバ
製造時期による仕様の違い

① バックルの形状
- シングルバックル(〜1995年頃):パチンと一段階で留めるタイプ。
- ダブルロックバックル(1995年頃〜):誤作動防止のカバーが付いたタイプ。実用性が高い。

② 夜光塗料の変遷
- トリチウム(〜1998年頃):文字盤下部に「SWISS - T < 25」と表記。
- オンリースイス(1998年〜1999年頃):表記が「SWISS」のみ。製造期間が1年強と短く、希少。
- スーパールミノバ(1999年〜):表記が「SWISS MADE」。実用的な発光性能。

③ 横穴の有無(ケースの横の穴)
- 横穴あり(〜2003年頃):ブレスレットの外し穴がケース横に見えるタイプ。
- 横穴なし(2003年頃〜):穴が塞がり、よりスタイリッシュで高級感のある外観に。

④ ルーレット刻印(2007年頃〜)
文字盤の外周(インナーリング)に「ROLEX」の文字が刻印されたタイプ。高年式の証。
2011年


● Ref.216570 (2011年〜2021年)
第2・3世代では細い赤い針だった24時間針が、初代1655を彷彿とさせる「大きなオレンジ色の矢印針」に。
- ムーブメント:Cal.3187(耐震装置「パラフレックス」を新搭載)
- ケース:42mm
- 防水:100m
- 夜光:クロマライト(青色に発光)
16570からの進化ポイント
- 初代1655へのオマージュ(オレンジ針の復活)
- 第2・3世代では細い赤い針だった24時間針が、初代1655を彷彿とさせる「大きなオレンジ色の矢印針」に戻った
- 視認性の圧倒的向上「マキシダイヤル」
- ケースの大型化に伴い、インデックス(丸いドット)と針も大きく太くなりました(マキシダイヤル)。特に白文字盤は、針の根元を黒く塗った「ファントム効果」により、視認性が劇的に高まっています。
- 最新技術による堅牢性
- ロレックス独自の耐震装置「パラフレックス・ショックアブソーバー」を採用したムーブメントを搭載。磁気にも強いブルーパラクロム・ヒゲゼンマイと合わせ、「探検家」の名に恥じないタフな性能を手に入れました。
- バックルに、工具なしで約5mmの微調整ができる「イージーリンク」が搭載されました。
2021年


参考定価:1,576,300円
●Ref.226570(2021年〜)
- ムーブメント:Cal.3285(最新世代)
- ケース:42mm
- 防水:100m
- 夜光:クロマライト
216570からの進化ポイント
- 最新ムーブメント Cal.3285 の搭載
- パワーリザーブが約70時間
- 外装のブラッシュアップ
- ケースとブレスレットを繋ぐ「ラグ」が、前作よりも細くシャープになりました。
- ラグが細くなった分、ブレスレットの幅がわずかに広くなり、全体のバランスが整って装着感が向上しています
- 文字盤の変更点(王冠マーク)
- 前作: SWISS MADE
- 現行: SWISS (王冠マーク) MADE
文字の間にロレックスの王冠マークが入ったことが、最新世代の証です。
- 白文字盤の針の仕上げ
- 前作: 針の根元が黒く塗られた「マットな質感」。
- 現行: 黒い部分に艶(グロス仕上げ)








